管理会社って鍵開けてくれるものだと思ってた


つい先日、友人が「家の鍵をなくして、管理会社に電話したら鍵屋を紹介されただけだった」とぼやいていました。それを聞いて、私も「え、管理会社って開けてくれないんだ?」と少し驚きました。正直なところ、漠然とですが、賃貸に住んでいて鍵トラブルがあったら、とりあえず管理会社に連絡すれば何とかしてくれるものだ、と思い込んでいた節があります。家賃と一緒に管理費も払っているわけだし、そういう緊急時の対応も込みなのかな、なんて。でも、よくよく考えてみれば、管理会社の主な仕事は建物の維持管理や家賃の集金、契約更新の手続きなどであって、個々の入居者の鍵トラブルに24時間365日対応するというのは、確かに難しいのかもしれません。特に大きなマンションだと、入居者の数も多いですし、いちいち対応していたらキリがないでしょう。それに、電話だけで本人確認をするのも難しいし、防犯面を考えたら慎重になるのも当然かもしれません。友人の話を聞いてから、自分のマンションの管理規約を改めて読み返してみました。そこにはやはり、「鍵の紛失・インロック等による開錠は原則として行いません。必要に応じて専門業者をご紹介します」といった内容が書かれていました。今まで気にも留めていませんでしたが、ちゃんと明記されていたんですね。今回のことで、管理会社に過度な期待をするのはやめようと思いました。そして、何よりもまず、自分が鍵をなくさないように、しっかり管理することの大切さを改めて感じました。もしもの時のために、信頼できる鍵屋さんの連絡先を控えておくのもいいかもしれませんね。